カラダの健康

便秘の原因は4つのタイプ!自分の便秘はどのタイプか見極めが肝心

便秘に悩む日本人は男女問わずとても多いのが現実で、あなたもスムーズに出すことができない便秘にとても苦労されているのではないでしょうか?

慢性的な便秘は、排便時に腹痛や肛門の痛みなどが辛いだけではなく、慢性的な便秘になれば、健康や美容、精神的な事にも悪影響が出ることも予想されます。

これだけ便秘の方が多いといわれているのに、自分の便秘の特徴がわからない方がとても多いです。

便秘を正しく解消するためには、まずは自分の便秘の原因に目を向けることが大切です。自身の腸内環境のタイプから、なぜウンチがスムーズに排出できないのか探っていきましょう。

あなたの便秘の原因は4つのタイプのどれ?

便秘とは、「ウンチがなかなか出ず、腹痛や不快感を抱いてしまう」という多くの方が持つ辛い症状です。

ここで気になるのが「なぜ便秘になってしまうの?」という点ですが、これには大きく分けて4つの原因が潜んでいます。

便秘の原因によっては放っておくと病気につながることもあるので注意が必要です。まずは自分の原因がどのタイプに当てはまるのか、チェックしてみましょう。

  1. 直腸性便秘
  2. 弛緩性便秘
  3. けいれん性便秘
  4. 症候性便秘

【直腸性便秘】

1つ目の原因は「排便反射が起きず、直腸内にウンチが溜まってしまう」というもの。ウンチ自体は、排出される準備が整っているにも関わらず、うまく排出されないタイプを指しています。

普段からウンチを我慢してしまう人に多い原因と言われています。環境によって排便ができない人や、多忙な人で便意のサインを見逃してしまう方に多い便秘です。

【弛緩性便秘】

2つ目の原因は「大腸全体の働きが低下している」というものです。口から摂取したものは、胃で消化吸収され、消化器官内をとおって便になります。

大腸の機能が低下することで便を上手く運ぶことができず、大腸内に長くとどまるようになってしまいます。そのことにより水分が過剰に吸収されてしまうので、硬いウンチになりやすいのが特徴です。

加齢や筋力の低下などが主な原因で、高齢の女性や運動不足の方に多く見られます。

【けいれん性便秘】

3つ目の原因は「大腸が過度に緊張してしまう」という原因です。副交感神経の働きが原因で、ウサギのウンチのようなコロコロした形になってしまいます。

腸の働きが過敏になり、けいれんのような状態でなる便秘が特徴です。下痢と便秘を繰り返すタイプの人は、こちらに当てはまりやすいと言われています。

【症候性便秘】

4つ目の原因は、症候性便秘というもので何かの病気が原因となり発症しやすい便秘です。

腸内もしくは腸周辺に原因が考えられ、便秘の他に日ごろから体調不良がある場合は、特に気をつけなければなりません。

自分の症状がどれに当てはまりそうか、まずはチェックしてみてください。

また、自分の慢性的な便秘は必ずしも一つとは限りませんので、複数個当てはまってしまう場合は早急に対処しなければならないので要注意です!

便秘改善には、原因と改善方法に正しくアプローチすること

辛い便秘をなんとかしたい!と思ったときには、それぞれの原因や改善方法に正しくアプローチする必要があります。

直腸性便秘の改善方法とは

直腸性便秘に当てはまる人は、主に「生活習慣の立て直し」をするのが効果的です。

バランスの良い食生活と適度な運動、そして「排便したい」と思ったときに我慢せずに済む環境づくりも重要なポイントとなります。

また便秘の原因の一つの痔などの状態が、慢性化しているケースもありますから、できる限り改善する必要もあるでしょう。

とはいえ、便秘が辛いからと言って、薬や浣腸などを安易に繰り返し使ってしまうと、腸内に便がたまっていることを感じにくくなってしまいます。

更にとどまってしまうと、水分を持って行かれウンチが硬くなってしまいますので、出すことが難しくなり、負のスパイラルに落ちる可能性もありますので要注意です!

弛緩性便秘の改善方法とは

弛緩性便秘に当てはまる人は、腸の動きと共に、腸周辺の筋肉の動きにも目を向けてみてください。

お腹の伸縮運動を行うことで腸が動き、ウンチをスムーズに運べるようになるでしょう。

特に筋肉量が少なく弱い女性や、運動をほとんどしていない方に多く見られるので、腹筋運動などお腹周りの筋肉を意識してみましょう。

そして、更に水分や食物繊維をしっかりと摂ることで、腸内環境をよりサポートできるはずです。

けいれん性便秘の改善方法とは

けいれん性便秘に当てはまる人は、ストレスがたまり自律神経が乱れますので、交感神経と副交感神経のバランスを整えることが重要です。

注意したいのがストレスと疲労ですので、できる限り溜めなくて済む生活を意識してみてください。

一番効果的なのは、汚れを洗い流すことが目的ではなく、疲れを洗い流す気持ちを意識してゆっくりと入浴することが効果的です。

また、時間のゆとりを感じられるような趣味など、自分に合った方法で構いませんので試してみてください。

更に水溶性食物繊維を積極的に摂取することで、便秘の予防につながります。

毎日の排便習慣をしっかりとつけることで、症状が改善することもありますので、少しずつ生活バランスを整えていきましょう。

症候性便秘の改善方法とは

症候性便秘に当てはまる可能性がある人は、自力での改善は難しいでしょう。

何をしても改善しない便秘により体調がすぐれない場合は、便秘と合わせて現れる症状に注目しなければなりません。

注意しなければならない病気とは、「大腸がん、直腸がん、腸ポリープ、腸閉塞、腸ねん転」など直接腸に関係するような病気です。

他にも「うつ病や甲状腺の障害」「肝臓やすい臓の病気」なども考えられるので、少しでも思い当るところがありましたら、早急に病院で診察を受けましょう。

まずは生活習慣を変えて、今すぐ便秘改善計画をたてよう!

本気で便秘をなんとかしたい!と思ったら、まず今回のテーマにあげた便秘の原因に目を向けてみてください。

4つのタイプのどれに当てはまるのかを理解したら、自分に足りないものや改善に向けた方向性がわかるはずです。ちなみに1つだけとは限らず複合的な原因の方もあるようです。

辛い便秘は「これが自分の体質だから」と、諦めている方も多いはずです。しかし便秘をそのままにしておいても、トイレットペーパーの消費量が少なくすむだけで何も良いことはないです。

どうしても出なくて辛いときには、市販の便秘薬を使いたくなることもあるでしょう。

しかし、便秘の薬は効率よくお腹をスッキリとさせることができますが、習慣的に使うことはあまりお勧めできません。

便秘薬に頼って排便をするようになると、便意の感度が鈍ったりして、自分の力でウンチを出す力は徐々に衰えていってしまいます。

「どうしても辛い!」というときには我慢するより当然使った方が良いでしょうが、過度に頼り過ぎないように意識しましょう。

まとめ

便秘の改善目安は、毎日のお通じと理想の柔らかさの便を意識することが大切です。

生活習慣を変えるだけで、意外と早く普段のコロコロウンチから、便が柔らかくなり便秘が治ったと思う方も多いです。

しかし、便秘の改善は残便感があるかどうかも重要なのです。理想の軟便になってもスムーズに出ない場合や、いつまでも残る残便感が強い場合は改善していないといっても良いでしょう。

便秘改善には、腸にやさしい食生活や規則い正しい十分な睡眠、適度な運動と水分補給を習慣化させて、続けることがとても重要です。